日本で生活するために必要な通称

国際結婚相談所で婚活をしていた私は、ある日、紹介元から、娜娜さんという女性のプロフィールと、背景を説明されて、テレビチャットを提案されました。

ただ私は、現状、貧乏で、持ち家もなく、前の妻と離婚調停中です。

一方、紹介元からは、娜娜さんは、私が持ち家ではないことや、離婚調停中であることも了解の上で、テレビチャットを希望していること、娜娜さんは大変日本語が上手であることなどを伝えられていました。

娜娜さんが、私のビジネスパートナーとなり得る人であることを期待しながら、私は娜娜さんとのテレビチャットに臨み、今は毎日、チャットで関係を深めています。

目次

そろそろ名前のことも

妻との離婚が成立し、娜娜との話題は更に深まったものとなってきました。

毎日とは言え、まだテレビチャットしかしていないので、「実際に会って、お互いの気持ちに間違いなければ」という留保はありますが、結婚、そして日本での生活の話題が当然多くなります。

日本人と結婚した外国人は、いわゆる日本で名乗る名前 「通称」を決めることができます。

ところが、これについてはいわゆるローカルルールがあり、自治体によって

ローカルルール

ローカルルールについて、これまで私が知る限りでは、

  • 共通のルールは、人名に使える漢字の範囲内で認められる。
  • 厳しい自治体では、日本に来る前から、通称を使っているエビデンスを示す必要がある。

例えば、友人から通称で貰ったはがき、手紙など。

  • 私が今住んでいる横浜市はルールが緩く、比較的自由に通称を決められる。

という内容になります。

更に、外国人が日本で名乗る通称はより厳しい扱いとなり、「日本で生活する限りでは、原則としてずっと使い続けること」が求められます。

つまり、「この名前に飽きたから、今度はこの名前に変える」ことは、簡単には認められません。

通称を手続きすれば、保険証なども通称で発行されます。

つまり、日本での公的な生活で使う名前ということです。

名前は決めてあります。

テレビチャットの際に、娜娜へ通称のことを説明し、横浜市は結構自由に名前を決められるから、どうしようか?という話をしました。

娜娜の本名は日本語の読みを当てれば、「ゆきな」と読みます。

私は、これもいいな、と思っていました。

娜娜と何回かその話をして、結論が出ました。

私の姓にして、「娜娜 なな」を通称にすることにしました。

随分、気の早い話かもしれませんが。

でも、私達の会話では最初から「娜娜」で進めてきています。

お互いに呼びなれているので、戸惑いもないでしょう。

前の妻は、通称は使いませんでした。

通称についての相談もしませんでした。

思うに、本当に日本に根付いて生活する気持ち、あるいは私とずっと添い遂げる気持ちの薄さが、そういうところにも表れていたのかもしれません。

通称を使うことで、娜娜は日本での生活がとてもやり易くなるはずです。

周囲に違和感を与えませんので。

また、一歩ずつ私と娜娜の関係は前進したと思います。

次回も引き続き、娜娜との会話の様子をお伝えします。

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この記事を書いた人

はじめまして、ブライダルコクサイコン代表の松村 元です。
私は以前に日本に遊びに来ていた中国人女性と国際結婚を果たした経験があります。しかし、コロナ禍に意思疎通が図れなくなり、残念ながら別れることになりました。その後、別の中国人女性と婚活で出会い、半年ほど交際期間を経て、入籍し、再婚することになります。
ブライダルコクサイコンは実際に国際結婚を果たした行政書士がサポートする安心のできる国際結婚相談所を目指しています。
日本人男性で婚活をしてきたが上手くいかなかったといった悩みをお持ちの方は気軽にご相談ください。私の過去の失敗した経験に基づいてアドバイスをさせていただきます。
また、こちらは私の失敗した国際結婚生活のコラムになります。参考にしていただければ幸いです。

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