日本人同士の結婚相談所と国際結婚相談所の比較

日本人同士の結婚相談所と国際結婚相談所の違いは何でしょうか？

私も実際にそれぞれの相談所に登録をし活動をしてきました。

どちらの相談所も一長一短がありますが、私の場合は日本人同士の結婚相談所では思うような結果は得られませんでした。

今回はそれぞれの結婚相談所の違いについて、私の実体験に基づいて解説したいと思います。

日本人同士の結婚相談所と国際結婚相談所のマッチングシステムの違い

日本人同士の結婚相談所のマッチングシステム

まず初めに日本人同士の結婚相談所と国際結婚相談所のマッチングシステムの違いについて解説します。

日本の結婚相談所では、主に「データでのマッチング」を重視しています。

例えば、相談所が私のプロフィールを取得すると希望するお相手へプロフィールを送ってくれます。

相談所がするのは、ただそれだけで「あとはお相手の気持ち次第」といったところで何も成果が上がりませんでした。

相談所の中には、間にナコード役が入ってマッチングを勧めてくるところもありましたが、それでも指名した女性とマッチングする可能性は非常に低く、毎月発生する月額料金をただ支払い続けるだけのサービスだったように思います。

自分のスペックが高ければ、データマッチングもありだと思うのですが、私のように年齢もそこそこいっているとなかなかそう簡単にはいきません。

故に、私の場合は高額な登録料と会費を支払ったにもかかわらず、希望するお相手に会えないまま、徒に時間とお金ばかりが「消化されて」終わっていました。

国際結婚相談所のマッチングシステム

一方、国際結婚相談所では、事前にお届けしたプロフィールから、「この人と、お話ししてみたい。」と希望された方と、ビデオ通話がセッティングされます。

日本人同士の結婚相談所では、「実際に足を運んで会う」といった労力がかかりますが、ビデオ通話は空いた時間で手軽にできます。

そもそもビデオ通話は、遠方にいるからこそ必要とされたシステムなのですが、このビデオ通話の手軽さが、希望の異性とのマッチング率を高めてくれる要因になりました。

また、ビデオ通話は実際に会って話すより、微妙な距離感を保ちながら会話ができるため、初めての会話としては、意思疎通が図りやすいメリットもあります。

これは良くも悪くも答えを導きやすい手法だと私は思います。

そしてビデオ通話でお互いのことを理解した上でお見合いへ移行するので、その後のコミュニケーションが円滑に進みます。

日本人同士の結婚相談所と国際結婚相談所の料金システムの違い

続いて料金システムの違いについて解説します。

上記は私が登録して活動していた相談所を含む、結婚相談所を利用した際にかかる料金表です。

日本人を対象とした国内の結婚相談所を利用した場合、おおよそ入会費で30,000円～100,000円前後、月会費で10,000～15,000円、お見合い費で5,000～10,000円/1回、成婚料で300,000円前後がかかります。

また、ある結婚調査会社によると、日本人同士の結婚式の費用は、結納、親族の顔合わせ、婚約指輪、結婚指輪、挙式、披露宴、新婚旅行、旅行のお土産代を総計すると、平均で460万円に上るとのことです。

この内、最も大きな比重を占めるのは、結婚式の費用で、平均は300万円に上ります。

一生に一度とは言え、そう簡単に支払える額ではありません。

日本人と外国人の価値観の違い

またそれ以前の問題として、今は男女ともに結婚に対しての価値観もあきらかに異なってきています。

例えば、日本人女性が異性に求める条件として、離婚歴はもちろんのこと、高収入に加え、容姿端麗、その上、性格や価値観の一致が挙げられると思います。

一方で外国人女性が異性に求める条件は、一言でいえば「安心」です。

まじめな日本人、勤勉な日本人、安心できる治安、安定した雇用と外国人女性が日本人男性と一緒になりたい理由は様々ですが、とにかく安心して暮らしたいのです。

そのような方に救いの手となるのが海外では当たり前である国際結婚という選択肢です。

国際結婚相談所とは、異文化や異なる国籍を持つ者同士が出会い、結婚することを目的とした相談所のことを指します。

前述の通り、日本人同士の婚活が上手くいかないことから、近年では、国際結婚に対する関心が高まってきており、国際結婚相談所の数も増加しています。

国際結婚相談所の特徴としては、外国人とのマッチングが可能である点や、国際結婚に関する生活をサポートしてくれる点が挙げられます。

また、国際結婚相談所には、全国規模の相談所や、特定の地域に特化した相談所、特定の国籍に特化した相談所など、様々な種類があります。

ただし、国際結婚相談所を選ぶ際には、自身が希望する異文化体験や結婚相手の条件に合った相談所を選ぶことが重要です。

松村 元

国際結婚相談所を伴侶選びの選択肢として検討する男性の大きな動機は、晩婚化が進む中、どうしても子供が欲しいという強い願望にあります。 日本人同士との結婚相談所では子供を設けることが望めない年代　同年代の女性としかマッチングできないのに対し、国際結婚は年齢差を克服し易いので、子供が望める女性と出会える可能性があることは確かです。

国際結婚のメリットとデメリット

国際結婚のメリットとしては、外国人との出会いが容易であることに加え、異国の文化と触れ合えるなど様々なメリットが存在します。

一方、デメリットとしては、相談所によっては高額な入会費や月額利用料がかかること、マッチングの精度が低いこと、外国人とのコミュニケーションの壁があることなどがあります。

これらのメリット・デメリットを考慮して、自分がどの国の女性と一緒に生活をしたいかを考えて相談所を探しましょう。

重要なのは、相手国の文化や価値観について十分に理解し、日本と同じく、尊重できる国の異性を選ぶことです。

松村 元

国際結婚そのもののメリットとデメリットは、言ってみれば「両刃の剣」です。
経験や視野を広げる面もありますが、言語はじめ、異文化を理解する努力が求められます。

国際結婚相談所を利用する際の注意点

詐欺やトラブルに注意すること

国際結婚相談所を利用する際には、詐欺やトラブルに注意が必要です。

相手のプロフィールや自己紹介文をよく読み、相手の情報が正確であるかどうかを相談所に確認することが大切です。

また、相手からのお金の要求や、急な交際の申し出には注意するように心がけましょう。

多様な文化に対応すること

国際結婚相談所では、様々な国籍や文化背景の人と出会うことができます。

そのため、自分自身の価値観や文化にとらわれず、相手の文化や習慣に対応することが重要です。

また、自分自身が抱える偏見や先入観を捨て、相手を理解する努力をすることが大切です。

婚活には時間がかかることを覚悟すること

国際結婚相談所での婚活は、時間がかかることがあります。

異なる文化や言語圏の人と出会い、理解を深めるためには時間が必要です。

また、お互いに相手に合わせた生活を考え、ビザや手続きなども必要となるため、手続きに時間がかかることも覚悟する必要があります。

料金やサービス内容をよく確認すること

国際結婚相談所には、料金やサービス内容が異なる場合があります。

利用する前に、料金やサービス内容をよく確認し、自分に合った相談所を選ぶことが重要です。

また、相談所によっては、サポートやアドバイスが充実している場合がありますので、自分に合った相談所を選ぶことが大切です。

松村 元

最初に信頼できる業者を選定することは勿論ですが、婚活のプロセスの中で、相手のプロフィールや背景、費用の支払い時期など、疑問や確かめたいことが生じたら、その都度確認することが必要です。
結婚相談所が的確に答えない、言葉を濁して納得の得られる説明をしないなどで疑念が生じた場合は、思い直すことが大事です。

まとめ

今回は、日本人同士の結婚相談所と国際結婚相談所の違いについて解説しました。

費用の比較は以下の通りです。

今は男女ともに結婚に対しての価値観もあきらかに異なってきています。

女性が男性に求める条件は、離婚歴はもちろんのこと、高収入に加え、容姿端麗、その上、性格や価値観の一致をシビアに図るため、なかなか成婚に至らないのが実情です。

国際結婚は、異文化交流をすることができ、世界中の人々と出会えることができるという素晴らしいメリットがあります。

しかし、異文化や言語圏の人と出会うためには、時間や労力を必要とすることがあります。

国際結婚相談所を利用する場合は、料金やサービス内容についてよく理解した上で、自分に合った相談先を見つけることをおすすめします。