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国際結婚に憧れる日本人男性は決して少なくはありません。
「最高に美しい外国人女性と結婚し、可愛いハーフの子どもが産まれ、幸せな家庭を築きたい」そんな夢を思い描いている人もいますが、現実はそう甘くはありません。
日本人同士の結婚でも3組に1組は離婚するといわれている中、国際結婚にはさらに高い壁が待ち受けています。もちろん、そんな大きな壁を乗り越えた先には、大きな大きな幸せがあることも間違いありません。
それでも、国際結婚をおすすめしない理由は存在します。
今回は、中国人の妻と結婚し、結婚生活8年目に入った筆者が、国際結婚について酸いも甘いも紹介していきたいと思います。
国際結婚にはいろいろな障害がありますが、大きく分けて3つの大きな壁があると考えています。この壁を乗り越えるには、お互いの思いやりと意思の尊重、”常識”という概念をなくすことが重要です。 以下の3点について、受け入れないことが少しでもあるならば、国際結婚はおすすめしません。しかし、この3点を受け入れる広い心があるならば、国際結婚でも私のように幸せな毎日を送れるかもしれません。
どちらかが相手の母国語を話せたとしても、細かい感情や複雑な言語を100%理解するのはとても難しいことです。日本語であっても理解しがたいことがあるくらいですから、国際結婚ともなれば、当然ともいえます。
例えば、日本人の「相手の思っていることを察知して行動にする」という特性は、中国人のパートナーとはできないことです。中国人の女性は、「ストレートに気持ちを発して理解する」傾向にあるので、”いわないと伝わらないこと”が増えます。逆に私は、妻から驚くほどストレートな物言いをされて、度々驚いています。
何かしてほしいこと、叶えて欲しいことがあるならば、素直に口に出さないと通じ合えません。ストレートな物言いは時にキツくも感じますが、凹んでいる暇はありません。折れない心と図太さをもって、真正面から向き合うしかないのです。 言葉の壁というのは想像以上に高く、その高い壁を乗り越えるにはお互いの努力と忍耐、そして時間を要します。
日本人同士の結婚ですら、考え方、環境の壁に悩む人は多いです。国際結婚の場合は、100%その壁にぶち当たるといっても過言ではありません。
例えば、母親を大切にする国の方に「お母さんより夫である自分を優先しろ」といっても受け入れてもらえません。男尊女卑の宗教の国の方に「女性を大切にしろ」といっても無理ですよね。でも、これは、逆も然りです。
感情を表に出すのは良くないという日本の風潮があるため、「思ったことをそのままストレートに口にする」日本人は少ないです。
理解しようとは思っていても、根本的に違いが大きすぎて理解しかねることが多々あります。そういう違いを受け入れることができる人は、国際結婚に向いているといえます。
「中国人女性と結婚する」といったら、ほとんどのご両親は反対すると思います。
長く中国で仕事をしていた人ならともかく、日本に住み、日本で中国人の女性と出会ったケースでは、多くの場合が反対されるのではないでしょうか。
私の実家は非常にオープンな家庭で、パートナーの存在で私の生活が向上したことにより、大きな反対は受けませんでしたが、心配はされました。私のように大きな反対を受けず国際結婚に踏み切れるケースは珍しく、猛反対の中駆け落ち同然で結婚するカップルもたくさんいるのです。
ご両親の説得もまた、1つの問題となるのは間違いありません。
実体験として、友人、知人の壁は低いようで、意外と高く感じました。
国際結婚を考えている段階で友人、知人に話したところ、「大丈夫なの?」、「彼女の仕事は?」、「無理じゃない?」など、ネガティブなワードもたくさん飛び出しました。
心配してくれているというのは重々承知ですが、理解されないことに悲しさを感じました。
「国際結婚?!え~羨ましい!頑張ってね!」なんてポジティブな言葉をかけてくれる人は皆無でした。
国際結婚をする上で大切なのは、「自分がどうしたいか」です。
親しい人に心配されると、つい自分も不安になってしまいますが、結局のところ、結婚するのは自分とその相手です。
自分の気持ちが固まれば、きっとみんなに祝福される結婚になることでしょう。
国際結婚をおすすめしない理由はいくつもありますが、国際結婚をしている身からすると、日本人同士の結婚では決して味わえない幸せがたくさんあることも知っています。
ここからは、中国人妻と一緒になって良かったと思えることをメリットとして紹介していきます。
日本人同士の結婚以上にハードルの高い国際結婚ですので、そのハードルを一緒に乗り越える毎に絆が深まります。お互いがお互いの1番の理解者となれるので、深い絆で結ばれます。
基本的に”家族を優先する”考えの人も多いので、浮気の心配も少なく、家族で団らんするという機会も増えます。
中国人は、「家族のために仕事を頑張る」という意識が強いので、「仕事第一」に囚われやすい日本人とは大きな違いを感じます。
日本という国は、世界各国からみても恵まれていると思います。
国際結婚をしたことにより、「日本人」であることの誇りのようなものを強く感じることができました。また、他の国にも目を向け、言語学習ができるなど、知見が広がり、新しい自分を発見することができます。
中国人妻との結婚生活は、正直苦労もしました。意見がぶつかることも日常茶飯事です。
でも、苦労だけではないのも確かです。
平穏な結婚生活をし、安定した仕事に就くのも素敵ですが、私には今のような少々刺激的な生活の方が合っていると感じています。
刺激のある毎日は自分の成長させるきっかけになっています。
毎日経験値を少しずつ貯めてレベルアップするかのように、日々を送っているので、毎日がとても充実していて満足感があります。
今回は、国際結婚をする方、したいと考えている方に向けて、あえて厳しく現実的に「国際結婚」について書かせていただきました。国際結婚に後悔する前に「こんなことが壁になるよ」というのを知っていただけるだけでも、結婚後の生活が少しでも良くなるのではないかと思っています。
言葉、文化が大きく異なる2人が結婚するのですから、お互い、思いやりの精神とお互いの意思を尊重する気持ちが必要です。譲り合って、寄り添い生きていける人にこそ、国際結婚は向いていると思います。そして、日本人同士の結婚よりも高い壁が待ち受けている分、その絆は深まっていくはずです。
さまざまネガティブな思考も生まれますが、ネガティブはポジティブに変換することもできます。今回は、国際結婚のデメリットも多く紹介しましたが、私自身国際結婚に多くのメリットを感じ、受け取っています。幾多の壁を一緒に乗り越えていくというのは、国際結婚にしかできないかけがえのない経験になります。
この記事があなたの国際結婚にとって、幸せの1ページとなってくれたら幸いです。
はじめまして、ブライダルコクサイコン代表の松村 元です。
私は以前に日本に遊びに来ていた中国人女性と国際結婚を果たした経験があります。しかし、コロナ禍に意思疎通が図れなくなり、残念ながら別れることになりました。その後、別の中国人女性と婚活で出会い、半年ほど交際期間を経て、入籍し、再婚することになります。
ブライダルコクサイコンは実際に国際結婚を果たした行政書士がサポートする安心のできる国際結婚相談所を目指しています。
日本人男性で婚活をしてきたが上手くいかなかったといった悩みをお持ちの方は気軽にご相談ください。私の過去の失敗した経験に基づいてアドバイスをさせていただきます。
また、こちらは私の失敗した国際結婚生活のコラムになります。参考にしていただければ幸いです。