台湾人女性と中国人女性の違いとは?夫婦で本音トークしてみた結果…
同じ中華系でも、台湾人女性と中国人女性には意外な違いがありました。9月19日の夜、自宅でナナと「台湾人女性と中国人女性の違い」について話し合ってみました。
私は中国人女性のナナと結婚している行政書士の松村です。これまで台湾の方とも仕事でお付き合いがあり、ふと「同じ中華系だけど、何か違いがあるのかな?」という疑問が湧いてきました。
ナナにとっても興味深いテーマだったようで、お互いの意見を交換しながら、文化的背景の違いを探ってみることにしました。



台湾の人たちって、同じ中華系だけどやっぱり違うところがあるよね。今日はその違いについて、じっくり話してみましょう!
そもそもなぜこの話題になったのか?


きっかけは、私が台湾の方の在留資格申請をお手伝いしたことでした。手続きは中国の方とほぼ同じなのに、なんとなく雰囲気が違う印象を受けたのです。
「民族的には同じはずなのに、どうして違いを感じるんだろう?」そんな疑問をナナに投げかけてみました。



同じ中華系でも、歴史や政治体制が違うから、きっと考え方も変わってくるんじゃないかな?



確かに!言葉も文字も違うし、食べ物の好みも結構違うかも。面白そうな話題だね。
私(松村)から見た台湾人女性と中国人女性の違い


まずは私の視点から、感じている違いをナナに話してみました。主に社会制度や国際関係の観点から見た違いです。
親日度の違いを感じる
台湾は全体的に親日的な印象がありますが、中国は地域によって大きく違います。
ナナの出身地である中国東北部は親日度が高いのですが、中国全体で見ると、反日感情が強い地域もまだ根強く残っているように感じます。
台湾の場合、日本統治時代に作られたインフラが今でも台湾を支えていることから、日本への感謝の気持ちが根付いているのかもしれません。



台湾の鉄道は今でも日本が作ったものが基盤になってるからね。歴史の違いが現在の関係にも影響してるんだと思う。
経済・政治体制の根本的な違い
経済体制と政治体制の違いは、女性の考え方にも大きく影響していると感じます。
項目 | 中国 | 台湾 |
---|---|---|
経済体制 | 社会主義(国有企業中心) | 資本主義(自由経済) |
政治体制 | 一党独裁(全体主義的) | 民主主義(個人主義的) |
国際関係 | 東側陣営 | 西側陣営 |
中国は社会主義体制で基幹企業は国有ですが、台湾は資本主義。また、中国は一党独裁で全体主義的な傾向がある一方、台湾は個人主義的な考え方が強いように思います。
実際に接してみての印象
ただし、これは制度上の話。実際に台湾の女性と接してみて感じるのは、中国人女性との民族性での大きな違いはそれほどないということです。
人口比や日本在留者数の関係で、台湾の方と接する機会は中国の方より少ないのも影響しているかもしれません。
ナナから見た台湾人女性と中国人女性の違い


続いて、ナナの視点から見た違いを聞いてみました。同じ中華系女性として、より身近で具体的な違いを感じているようです。
言語と文字の違いは思った以上に大きい



文字が全然違うの!中国は簡体字で、台湾は繁体字。見た目が全然違うから、最初は読むのに苦労することもあるよ。
言葉についても、中国の標準語(プートンホワ)と台湾の標準語では、発音が結構違うそうです。ナナの例えでは「関東弁と関西弁くらいの違いがある」とのこと。
同じ「中国語」でも、これだけ違いがあるのは興味深いですね。
食べ物と気候への感想
ナナが特に興味を持ったのは、台湾の食べ物と気候でした。
項目 | ナナの感想 |
---|---|
食べ物 | 台湾の方が自分の出身地(東北部)より美味しいものがある |
気候 | 東北部より温暖で過ごしやすそう |



台湾の小籠包や夜市の食べ物、本当に美味しそう!私の故郷の東北料理も美味しいけど、台湾料理はまた違った魅力があるね。
中国東北部は冬がとても厳しいため、台湾の温暖な気候は魅力的に映るようです。
政治的自由度についての率直な感想
政治的な話題については、ナナも慎重に言葉を選びながら話してくれました。



台湾の方が政治的な自由度は高いと思う。日本ほどではないかもしれないけど、中国より強制されることが少ないから、その分自由に感じられるかな。
これは体制の違いを、女性の視点から率直に表現してくれたコメントだと思います。
話し合いから見えてきたこと


今回の話し合いを通して、同じ中華系でも歴史や政治体制の違いが、女性の考え方や生活に大きく影響していることがわかりました。
制度の違いが価値観に影響
私が注目したのは制度面での違いでしたが、ナナが関心を持ったのはより身近で具体的な部分でした。この違い自体が、それぞれの環境で育った価値観の表れかもしれません。
中国では社会全体のことを考える傾向があり、台湾では個人の自由を重視する傾向がある。この違いが、女性の考え方にも影響しているのではないでしょうか。
共通点も多いという気づき
違いに注目して話し合いましたが、共通点も多いことがわかりました。
- 家族を大切にする気持ち – どちらも家族の絆を重視
- 勤勉さ – 働くことへの意識が高い
- 教育への関心 – 学習や自己向上を重視



違いはあるけど、根本的な価値観は似てるところが多いんだな。
中国人女性として感じる台湾への親近感


話し合いの最後に、ナナから興味深い感想が出ました。



台湾の女性って、中国の女性と似てるところもあるけど、でも自由な雰囲気があって羨ましいかも。機会があったら、台湾に遊びに行ってみたいな。
同じ中華系として親近感を感じつつも、台湾の自由な雰囲気に憧れを抱いているようでした。
政治体制の違いが、女性の日常生活や考え方にどれだけ影響するかを、改めて考えさせられるコメントでした。
台湾人女性と中国人女性、違いはあるけど魅力はそれぞれ


9月19日の夜の語り合いを通して、台湾人女性と中国人女性には確かに違いがあることがわかりました。
歴史、政治体制、言語、文化の違いが、女性の価値観や考え方に影響を与えている。でも同時に、共通点も多く、どちらにもそれぞれの魅力があることも実感しました。
私のように国際結婚を考えている方にとって、こうした文化的背景の違いを理解しておくことは大切です。表面的な違いだけでなく、その背景にある歴史や社会制度まで理解できれば、より深い関係を築けるはずです。



違いを知ることで、相手をより深く理解できる。それが国際結婚を成功させる秘訣の一つかもしれないね。
ナナとの語り合いは、改めて中華系文化の多様性を教えてくれました。同じ民族でも、育った環境によってこれだけ違いが生まれる。それがまた、人間の面白さなのかもしれません。



今度は他の国の女性との違いについても話してみたいな。きっと面白い発見がたくさんありそう!
皆さんも、パートナーや友人と文化の違いについて語り合ってみてはいかがでしょうか。きっと新しい発見があるはずです。